バナナは熟し具合によって便秘への効果が違う

バナナは熟し具合によって便秘への効果が違う

バナナは便秘解消食材として有名ですが、熟し具合によって便秘への効果が違います。

 

便秘を解消するにはどのように食べると効果的なのでしょうか。どのタイミングがベストなのかを解説させていただきます。

 

青めバナナの効果

 

青めバナナには難消化性デキストリンという消化されにくいデンプンが含まれています。

 

未熟なバナナは約20%がデンプンの形をとり、デンプンと糖の比率は20:1です。これが熟すと比率が逆転して1:20になります。

 

難消化性デンプンは消化されずに大腸に届き、腸内の善玉菌によって分解されて、酪酸やプロピオン酸などが作られます。これらの成分が腸内を酸性にして、悪玉菌が住みにくく善玉菌が住みやすい環境を整えます。難消化性デンプンは食物繊維のような働きもあります。

 

食物繊維の働き

 

食物繊維には便の量を増やす、腸の働きを活発にする、善玉菌のエサになるなどの働きがあります。バナナの食物繊維量は100gあたり1.5gほどです。豆類やかぼちゃなど他にも食物繊維が多い食品がありますが、果物の中では多いほうです。豆類などは食べにくい欠点がありますが、バナナは柔らかく食べやすくおやつや朝食に最適なので、食物繊維を摂りやすいです。

 

オリゴ糖の働き

 

バナナにはオリゴ糖も豊富に含まれています。イソマルトオリゴ糖、大豆オリゴ糖などいくつか種類がありますが、バナナに含まれているのはフラクトオリゴ糖です。

 

オリゴ糖は小腸で吸収されにくい性質があり、大腸に届いて善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を整えます。腸内環境は改善することで排便回数が増えることが期待できます。また、ミネラルの吸収を助けたり、骨密度の低下を防ぐ働きもあります。

 

食べ方

 

1日1〜2本を食べるのが目安です。1本約80kcalなので、ダイエットをしている方でもそれほどカロリーを気にせずに食べられます。

 

調理の必要がなく皮をむくだけで食べられるので、忙しい朝にも手軽に食べられます。片付けの手間もありません。加熱してもオリゴ糖は減らないので、焼きバナナにして食べてもよいです。